
クラウドソーシングおすすめしないって本当?
「クラウドソーシングでは稼げないの?」と検索する方、とても多いです。
案件は多そうだけれど単価が安い、手数料が高い、競争が激しい……。SNSでもそんなネガティブ情報が飛び交い、不安になるのは当然ですよね。
たしかに、クラウドソーシングには落とし穴もあります。ですが一方で、正しく使えば“在宅で安定して稼げる武器”になるのも事実です。
この記事では、三児の母でただの主婦から在宅ワークを始め、クラウドソーシング歴10年以上、現在は月売上100万円を達成した私が、「クラウドソーシングはおすすめしないのか」や稼ぐための方法を解説します。
転勤族の妻で「まずは家計の足しに…」と考えている方、クラウドソーシングで一度つまずいて「やっぱり無理かな」と感じている方も、きっとヒントが見つかるはずです。
それでは、クラウドソーシングのリアルを一緒にのぞいてみましょう。
- 「クラウドソーシング おすすめしない」「稼げない」で検索して不安を感じている在宅ワーク初心者
- 転勤族や子育て中で、外に働きに出にくいけれど家計を支えたい主婦・ママ
- 低単価タスクで消耗して「このまま続けて意味あるの?」と悩んでいるフリーランス
- ランサーズ・クラウドワークス・ココナラなどに登録したまま本格稼働できていない人
- 手数料・競争率などデメリットを理解したうえで“武器として活用”したい人
- 「クラウドソーシングはおすすめしない」と言われる3つの代表的な理由
- それでもプラットフォームを使うべき“3つの強み”と具体的メリット
- 筆者がタスク数十円→月100万円を達成した5ステップの実体験
- 実績づくり・単価アップ・パッケージ化までの6つの稼ぎ方コツ
- ブラック案件を避けるためのチェックリストと注意ポイント
- クラウドソーシングは低単価・手数料・競争など“おすすめしない面”があるのは事実
- しかし 「小さく実績→パッケージ化→総合力で高単価化」 という戦略を取れば十分稼げる
- デメリットを理解し、強み(案件数・信用蓄積・自動集客)を最大化すれば、転勤族でも在宅で安定収入を作れる
在宅ワークの仕事の種類やそれぞれの収入に興味がある方は、こちらの記事もご覧ください。
【在宅ワーク】種類別の収入早見表-転勤族の妻でも月3万→20万を目指せる仕事
クラウドソーシングおすすめしないと言われる3つの理由

はじめに、クラウドソーシングがおすすめしないと言われがちな理由を3つ紹介します。
低単価案件が多く「時給が合わない」と感じやすい
クラウドソーシング最大のネガティブ要因は、初心者向けの単価が極端に低い点です。
プラットフォーム側は “誰でも応募できる” 間口を広げるため、経験ゼロでも受けやすい低単価タスクを大量に掲載しています。そのため競争も激しく、時給換算するとワンコイン以下になりがちです。
私が登録直後に受けた「商品レビュー100文字=30円」のタスクは、30分かけても実質60円。パートより安い時給にショックを受けました。

低単価は避けられませんが、“実績づくりの通過点” と割り切らない限り「稼げない」の沼にハマります。
手数料と競争率の高さで「稼げない」ストレスが増す
「せっかく受注しても手数料で目減り」という声が多いのは事実です。
主要サービス手数料は20%前後。さらに人気案件には提案が数十件集まり、初心者は埋もれがちです。結果、受注できても手取りが少なく感じます。
ライティング1万円の案件を受注した際、手数料20%引かれて実収入は8,000円。提案文作成やヒアリングに費やした時間を考えると、気持ちが折れかけました。

手数料と競争率は “仕組み” と割り切り、高単価案件やパッケージ化でカバーする視点が必要です。
納期管理・トラブル対応まで自己責任で負担が大きい
クラウドソーシングは「自由な反面、自己責任も大きい」点がデメリットです。
納期遅延や修正地獄、報酬未確定リスクなど、会社員なら上司が担う部分をすべて自分で管理しなければなりません。
はじめて受注した記事で、要件不足から大幅修正→徹夜対応。納期死守できたものの家庭が崩壊寸前になり、「おすすめしない」の意味を痛感しました。

自己管理力とクライアント対応スキルを磨く覚悟がなければ、クラウドソーシングはストレス源になります。逆にここを鍛えれば、在宅でもプロとして信頼を勝ち取れます。
クラウドソーシングをおすすめしたい3つの強み

クラウドソーシングはおすすめしないと言われがちですが、おすすめできる強みもあります。私は10年以上、クラウドソーシングで稼いできたので、その実体験をもとに強みをお伝えしますね。
未経験でも仕事に応募できる“入口の低さ”
クラウドソーシング最大のメリットは、専門資格や実務経験がなくてもすぐ仕事に手を挙げられる点です。
登録後にプロフィールを書くだけで「初心者歓迎」「未経験OK」の案件が検索にヒットし、提案ボタンを押せば即エントリー可能。学歴やブランクを気にせず挑戦できます。
私が最初に受けたのは「200文字の商品レビュー=報酬50円」。スキル不要でも納品でき、“初めて報酬が振り込まれる体験” が自信につながりました。

「とにかく一歩踏み出したい」人にとって、これほど敷居の低い入口は他にありません。
実績が信用に直結し単価アップへつながる仕組み
クラウドソーシングでは、受注・納品ごとに実績と評価がプロフィールに積み上がり、それが即“営業資料”になります。
評価5.0や完了率100%はクライアントの検索結果で上位表示されるため、同じ提案文でも“実績のある人”が選ばれやすいロジックです。
レビュー10件を超えた頃から「1文字1円→1.5円→3円」と単価交渉なしでもオファーが増加。評価ページを見たクライアントから「安心感が決め手」と言われました。

“数字で見える信用”が自動で蓄積される仕組みは、長期的に単価アップを狙ううえで大きな武器になります。
パッケージ化で“営業ゼロ”でも依頼が自動で入る
ランサーズやココナラの「パッケージ機能」を活用すると、提案活動をしなくても24時間“自動営業”が回り続けます。
決まったメニュー・料金で出品しておけば、検索やランキング経由で興味を持ったクライアントが直接購入・相談してくれるため、時間をかけるのは納品作業のみ。
私のLPライティングパッケージは1.0円/文字で出品→実績が付くたびに1.5→2→3円へと値上げ。それでも「提案ゼロ」で月10万円超の依頼が安定して入る仕組みが完成しました。

“営業が苦手”でもパッケージ化を使えば、「待ちの姿勢」で高単価案件を獲得できる のがクラウドソーシングの大きな強みです。
私がクラウドソーシングで稼げないを脱した5ステップ

ここからは、実際に私がクラウドソーシングで稼いできた方法を、5ステップで紹介します。こちらを読んで興味が湧いた方は、ぜひ1つずつ行動してみてください。
STEP1|タスク中心で実績をつくり場慣れする
最初は報酬より実績づくりを優先し、数十円タスクでも構わずこなしました。
「実績0」の状態で案件に応募しても、クライアントはなかなか信用できませんよね。
そのため、まず完了マークと★評価を増やし、提案が通りやすい土台を作るのが先決です。
「タスク=時給が低い」と割り切り、稼げない壁を最速で突破する呼び水にしました。
STEP2|幅広い業務に挑戦し総合力を高める
ライティング専業に固執せず、オンライン秘書やSNS運用など「+1スキル」に挑戦しました。
複数スキルを掛け合わせると、クライアントの「丸ごと任せたい」ニーズに応えられ、単価が跳ね上がるためです。
点ではなく線でスキルをつなげると、競合が激減し、報酬も比例して伸びます。
STEP3|パッケージ出品で単価&受注率アップ
ランサーズでは、パッケージとして自分の商品を出品することもできます。
私は、SEOライティングやLPライティングなどのパッケージを公開し、営業ゼロでも依頼が入る流れを作りました。
固定価格・納期・実績が見えるとクライアントの不安が減り、比較検討の上で指名が入りやすくなるからです。
自動集客装置を作ることで、提案に時間を使わず制作に集中でき、収入効率が一気に改善しました。
STEP4|固定+出来高の複数収入源で安定化
月額のオンライン秘書(固定)+ライター単価案件(出来高)の「二刀流」で収入を平準化しました。
固定報酬があると「今月いくら稼げるか」の不安が減り、単価案件を「選んで受ける」余裕が生まれるためです。
クライアントを 1 社に絞らず「固定+伸びしろ」を組み合わせると、在宅ワークでも月収がブレにくくなります。
STEP5|“まるごと受注”できる強みで月100万円突破
ライティング×制作×秘書スキルを束ね、高単価案件を受注しました。
個別外注よりも「全部お願いしたい」というニーズに応えると、作業効率も報酬も大幅アップするからです。
点ではプロに勝てなくても、「総合力」でクライアントの手間を減らせば高単価は十分狙えます。これが月収 100 万円達成の決め手でした。
こちらのステップについて、詳しい金額感や詳細は以下のnoteでまとめています。よかったらチェックしてみてくださいね。
ただの主婦でも在宅ワークで売上100万円達成!成功するためのロードマップ
クラウドソーシングで稼ぐコツ6選

ここからは、おすすめしないと言われるクラウドソーシングで稼ぐためのポイントを6つ紹介します。
ジャンル特化×実績公開で“選ばれる側”になる
クラウドソーシングで高単価を狙う道は、大きく分けて2つあります。
- ジャンルを一点突破して専門家として選ばれる
- 幅広いスキルを束ねて「まるっと任せたい人」になる
どちらも「クライアントが探す手間を減らす」という本質は同じです。
専門特化なら安心感で選ばれ、総合力なら「一括依頼で楽」と感じてもらえます。
- 特化型:育児特化ライターが保育メディアに指名され文字単価3円以上へ
- 総合型:ライティング+簡単なデザインを組み合わせてLP制作を一括受注(5〜10万円案件)
「特化か総合か」よりも、自分の強みがクライアントの手間をどれだけ減らせるかにフォーカスすると、提案が通りやすく単価も上げやすくなります。
プロフィール写真と肩書きで信頼を一瞬で得る
クラウドソーシングでは、提案文より前に表示される「写真と肩書き」が第一関門です。
ここで信頼感を与えられるかどうかで、採用率が大きく変わります。
人は 0.1 秒で視覚情報を判断し「この人に任せても大丈夫か」を無意識に決定します。
顔が見えない・肩書きがぼんやりしていると、提案内容を読む前に候補から外れてしまいがちです。
- 写真:背景は淡い単色・自然な笑顔・バストアップで撮影
- 肩書き:“SEO×育児ライター” など 専門ジャンルをひと言で示す
- または “LP文章+簡単デザインも対応” と 総合力を伝える
プロフィール写真と肩書きは、最小コストで最大効果が出るブランディング施策といえます。

「顔が見えて何が得意かわかる」ことを押さえるだけで、競合多数のクラウドソーシングでも一歩リードできるでしょう。
提案文は「課題→解決→実績→行動」型で短く刺す
採用率を上げたいなら、提案文は「課題 → 解決策 → 実績 → 行動」をなるべく短くまとめて送りましょう。
クライアントは多数の応募を短時間でふるいにかけます。冒頭 1 行で「自社の課題を理解している」と示せれば、続きを読んでもらえる確率が上がります。
あなたの課題を理解している→私はこのように解決します→私の実績はこちらです→まずはご返信をお願いします
この型を守れば、長文より短く刺さる提案になります。
低単価タスクは卒業ラインを決めて早期に抜ける
タスクは実績づくりに便利ですが、「評価★10件で卒業」など期限を決めることが必須です。
単価 30〜50 円のタスクを続けても時給が上がらず、学習や提案に充てる時間が取れなくなるためです。
また、どれだけ頑張っても報酬が低いままでは、モチベーションも下がる一方です。

タスクは「場慣れと実績のための通過点」と割り切り、早期に次のステージへ移行しましょう。
パッケージ&定期依頼で単価を継続的に上げる
「パッケージで集客 → 定期依頼で関係を育てる」流れを作ると、営業ゼロでも単価アップと売上の安定を同時に実現できます。
- パッケージ:あらかじめ価格と内容を提示しておくため、相手が納得したうえで声をかけてくれる。こちらから売り込む手間がなく、価格交渉も最小限。
- 定期依頼(長期契約):単発ばかりでは月ごとの売上が読めません。リピート前提で契約を結ぶことで、作業計画も収入も安定しやすくなります。
LPライティングを「3万円固定」でパッケージ化 → 相談が月に3件入るように。
そのうち1社と継続契約(毎月2本・月額6万円)を結び、営業ゼロでも月9万円の柱ができました。クライアントとはチャットレスポンスや修正対応を丁寧に行い、長期化を前提に信頼を構築。
1人ひとりのクライアントに丁寧に向き合い、単発を長期へ育てることがクラウドソーシングで稼ぎ続けるうえでとても重要です。
「価格を提示して待つ仕組み」+「継続で深く付き合う姿勢」 がそろえば、クラウドソーシングでも単価と売上は右肩上がりになります。
納期厳守と丁寧コミュニケーションでリピートを獲得する
最終的に単価を決めるのは、スキルより信頼です。納期厳守+報連相を徹底する人は、リピート率が飛躍的に伸びます。
クライアントは、外注探しに時間を割きたくありません。「任せても安心」と感じれば継続依頼を出し、条件アップにも応じやすくなります。
「当たり前を徹底」することこそが、最大の差別化です。

納期・連絡・品質の3点を守るだけで、クラウドソーシングでも高単価へ最短距離で到達できます。
クラウドソーシングで失敗しないチェックリスト

最後に、クラウドソーシングに挑戦する方が失敗してしまわないためのチェックリストを作りました。確認して、最速で稼げるように準備を進めましょう。
報酬・手数料を必ず時給換算して採算を確認
受注前に「手取り ÷ 予定作業時間」で時給を算出し、最低ラインを下回る案件は辞退しましょう。
クラウドソーシングは20%前後の手数料が差し引かれるため、想定より大幅に手取りが減るケースが多いからです。
報酬1万円・手数料20%・作業5時間 → 手取り8,000円/時給1,600円。自分の最低時給が1,500円なら合格、1,800円なら不採用と即判断できます。
「時給換算→採算ラインチェック」をルーティン化すれば、低単価の罠を避けられます。
外部連絡・前払い要求など怪しい条件は即スルー
プラットフォーム外でのやり取りや前払い購入を強要する案件は、原則スルーが安全です。
なぜなら、規約違反や詐欺リスクが高く、報酬未払いや個人情報流出などのトラブルにつながりやすいためです。
「LINE追加で詳細を送る」「先に教材購入して」などの誘導事例は、運営にも警告が多数寄せられています。

「プラットフォーム内完結を守る」だけで、ほとんどの危険案件を回避できます。
無断キャンセル歴のあるクライアントは避ける
評価欄に「キャンセル」や低評価コメントが続くクライアントは要注意です。
無連絡キャンセルや過剰修正の可能性が高く、時間だけ奪われるリスクがあります。
取引実績が多数あり、ワーカーからの評価も高ければ安心してお仕事を受けられるでしょう。
応募前にクライアント評価を必ず確認し、リスクを把握することを徹底してくださいね。
契約書・仮払いを確認してから作業を開始する
着手前には「正式契約」と「仮払い完了」を必ずチェックし、不明点はチャットで確認しましょう。
これにより報酬未払いや条件相違のトラブルを未然に防ぎ、運営の補償も受けられるためです。
仮払い前に作業を進めた結果、クライアントが音信不通→報酬ゼロになったケースは頻発しています。

「契約と仮払い完了を画面で確認→作業開始」を徹底すれば、ほとんどの未払いリスクは避けられます。
目標単価と作業時間を週次で見直し軌道修正
毎週「実働時間」「受注金額」「時給」を記録し、目標との差をチェックする習慣を持ちましょう。
データを可視化すると「低単価案件に時間を取られ過ぎている」「提案数が足りない」といった改善点が具体化するためです。
週1でスプレッドシートに記録→低時給案件を削り提案数を増やすなど、見える化することで時給単価が上がりやすくなります。
「数値で振り返り→軌道修正」を回せば、クラウドソーシングでも着実に目標単価へ近づけます。
クラウドソーシングはおすすめしない面もある!でも稼げないわけじゃない
こちらの記事では、クラウドソーシングが「おすすめしない」「稼げない」と言われる理由を整理しつつ、手数料や低単価といった弱点を戦略でカバーする方法をお伝えしました。
低単価タスクで実績を作り、プロフィールとパッケージを整えて“待ちの導線”を仕込み、長期契約で収入を安定させれば、在宅でも月10万〜20万円は現実的に狙えます。
ポイントは「時給換算で採算を確認→安全な案件を選ぶ→実績と信頼を積む」というシンプルな流れを丁寧に回すこと。
デメリットを理解した上で強みを最大化すれば、転勤族や子育て中でもクラウドソーシングは十分“武器”になります。
まずはプロフィールを整え、パッケージをひとつ出品する小さな一歩から始めてみてください。
さらにステップアップしたい方へ
在宅ワークの仕事の種類と収入目安をまとめた早見表記事も公開しています。次の行動プランづくりに役立ててください。
▶ 【在宅ワーク】種類別の収入早見表 ─ 転勤族の妻でも月3万→20万を目指せる仕事

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